こんにちは。
愛媛県松山市新玉・城西校区にある
えみピアノ教室です🎹
今日は、レッスンでの「表現力」についてのお話です。
今回取り組んでいる曲のタイトルは、
「かなしいこと」
楽譜に書かれている音やリズムは、少しずつ正確に弾けるようになってきました。
でも、ここからがもう一歩。
「この曲、“かなしい”っていう感じがピアノから伝わってくるかな?」
そんな話をしました。
ピアノは、ただ正しい音を正しいリズムで弾けば、それで完成というわけではありません。
同じ音、同じリズムでも、
弾き方ひとつで聴こえ方は変わります。
「かなしい曲なら、どう弾いたら“かなしい”って伝わるんだろう?」
実際にやってみると、これがなかなか難しいんです。
音を間違えないように一生懸命弾くと、正確には弾けるけれど「かなしい」という雰囲気が見えてこない。
反対に、「かなしい」を意識して気持ちを込めて弾こうとすると、今度は音を間違えたり、リズムが崩れたりしてしまいます。
正確に弾くことも大切。
表現することも大切。
では、その両方ができるようになるためには、どんな練習をしたらいいんだろう?
私はすぐに答えを伝えるのではなく、一緒に考えてみることにしました。
すると彼が考えた答えは、
「まず正確に何回も練習して、そのあとに、かなしいことを思い浮かべながら弾いてみる」
というものでした。
「いいね!じゃあ、それをやってみよう!」
ということで、実際に一緒に挑戦。
まずは音やリズムを確認しながら、正確に弾く練習。
何度か繰り返して、少し余裕が出てきたところで、
「じゃあ今度は、“かなしいこと”を思い浮かべながら弾いてみよう」
すると、ただ音を追っていたときとは少しずつ演奏が変わっていきます。
こうした経験を重ねながら、
「弾ける」から「伝わる演奏」へ。
そして私は、表現力を身につけることと同じくらい、
「どうしたらできるようになるかな?」と自分で考えること
も大切にしています。
先生に「こう弾いて」と言われた通りに弾くことも必要ですが、自分で考えて試してみることで、その子自身の音楽になっていきます。
今回も、私が練習方法を決めたのではなく、彼自身が
「正確に練習してから、かなしいことを思い浮かべて弾く」
という方法を考えてくれました。
考える。
やってみる。
上手くいかなければ、また考える。
ピアノのレッスンを通して、そんな力も少しずつ育てていけたらと思っています。
音を正しく弾く力と、自分の気持ちを音にのせる力。
どちらも大切にしながら、
「この子はどんなふうにこの曲を感じているんだろう?」
という部分も大事にしていきたいと思います🎹✨
えみピアノ教室では、一人ひとりのペースに合わせながら、ピアノの技術だけでなく、自分で考える力・気づく力・表現する力も一緒に育てていきます。